失望から期待に転換できるか?

先週末にECBのドラギ総裁がユーロ防衛の為、あらゆる手段を講じると異例の発言があり、マーケットはこれを好感、ユーロが買われ危機的状況にあったスペイン国債は急低下した、それを受けて欧米とも株価は上昇、週初の日本株も上昇して始まった。先週の日記で「ドラギマジック再び?」と書いたが、昨年末のイタリア国債防衛では見事成功、ドラギマジックと呼ばれた再来が期待されていた。

ビリーブ・ミーと発言した内容、マーケットは誰しもスペイン国債など南欧の重債務国の大規模国債購入などを実施するものと2日のECB理事会を固唾を呑んで見守っていた。ところが具体策は全く出ず、期待は失