新年度入りで上昇トレンド期待

今週は予想外の日銀の追加金融緩和もあり、一時戻り高値を更新する場面もあったが節目となる9,200円どころの水準では上昇も一服、円高や中国問題もあり一週間終わってみれば49円安い9,110円と小反落、ほぼ想定どおりの展開となった。

19日の日銀の10兆円規模の追加緩和は確かに意外感があった。大方の予想では今回は見送り、10月実施と見られていたからである。しかし、流石に欧米の中央銀行が矢継ぎ早に緩和政策を実施してきただけに日銀が今回見送れば円高が加速し、経済に悪影響が出ると判断したのであろう。

政策決定会合の審議委員に新規で政府から送り込まれた緩和積極派