虚しさが私のところに来なくなった

家族や友人と一緒にいても、
仕事や趣味にと何不自由なく生活していても

ふと感じる

心にぽっかりとあいた穴や
虚しさや寂寥感。

私も、この言い知れぬ虚しさに
ずっと苛まれていて、

4か月前までの日記にはその虚しさや寂寥感が
生々しく書かれている。


しかし、不思議なことが起きた。


50年来のその虚しさが

ある体験を境に全くと言ってよいほど、
起こらなくなったのだ。

それは

自我の鎖が崩壊して、
いのちのはたらきに目覚めるという体験。



今までがちがちに固められていた自我を
金づちかなんかでコンと叩き、

その叩かれたひびから
いのち