連載:時事問題への対処の在り方

第6回 時事問題 6.昭和時代(第4部)敗戦・占領・独立(1945〜54年)編

こんなタイトルをご覧になった方はあるだろうか。これは、読売新聞が、社を挙げて取り組んできている朝刊の長期連載<昭和時代>のタイトルだ。
 wakohはずっと興味・関心をもって読み続けてきていた。新聞のその箇所は毎回1ページ分に及ぶが、原則としてそれは切り抜いてきてもいた。
 それは既に、そのうちの3冊が公刊されている。それぞれ460〜570ページに及ぶ大冊だ。その趣意・目的は何か。

 「刊行のことば」に明らかだ。まず、それを引用させていただこう(一部省略)。
“「今」を記録し、「今」を論評することを仕事とする新聞記者が、共同作業で、近い「過去」の〈昭