初めてのデートの時のようなぎこちない時間
あなたは何かを言いかけたまま又、他愛もない話
戻したい時間はそこじゃないのに
お互い、解っているのに気付かないフリをしてた
もう良いのに
電話の数が減ったこと
メールに絵文字が無くなったこと
忙しいからじゃないことくらい知ってるつもり
あなたはどうせ悪い男にはなれるはずもない
物分かりの良い女にはならないつもりだったけど
あなたを困らせる女にもなりたくはないし
良いのよ
あなたが最後の言葉を切り出す前に
私の方からふってあげるわ
飲み干したアイスティー グラスの氷を踊らせて
水滴越