風野真知雄の「女が怒れば虎の牙 大名やくざ7 」。

★3.3 シリーズ7作目。

なぜか今回は2つの清算がなされた。一つは虎之助の替え玉・影之助が簡単に暗殺されてしまったこと。

もう一つは最初からこのシリーズを引っ張ってきた敵対勢力のやくざ・鎌倉の万五郎が女房のおしまに殺されてしまったことである。

作者が物語の展開に行き詰まりを感じたのか、別な路線での新たなひらめきを感じたのか、後者を期待したいが・・。

今回登場の平戸藩を核にしようとしているのか、いずれにせよ次作が勝負の分かれ目となりそう。

久留米藩2代藩主・忠頼の暗殺説、3代・頼利には替え玉説があったとは驚きである。

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