連載:株日記

10月急落予想の信憑性

今週は米国景気の先行きを占うISM景気指数が製造業、非製造業とも市場予測を上回る数字が出たことで年内利上げの可能性が高まり、為替がドル高・円安に振れ、久しぶりに一時104円台を回復、また原油価格はOPEC減産大筋合意と米国在庫の予想以上の減少を好感し2ヶ月振りに50ドル台に乗せたことで株価を後押し、金曜日こそ小幅に下げたがそれまで4日続伸と週間では410円の上昇、16,860円で終了した。

下半期最初の週が堅調推移したことで先ずは一安心と言ったところであるが情勢はあまり楽観できるものではない。円安を支えに株価は上昇したが売買は盛り上がらず出来高も連日、