連載:株日記

上昇トレンド継続と短期的過熱感

今週は思いのほか堅調相場が続いた。週初こそ閑散相場で小動きであったが水曜日辺りから俄然買いが入り急伸、これまで中々維持できなかった17,000円の大台をあっさりと超えて行った。昨日こそ山陰の地震もあり小幅に下落したが週間では328円上昇、17,184円で終了した。

ネット上では10月急落説が幅を利かせ警戒感を持って見ていただけにちょっと肩透かしを喰らった格好だ。勿論、まだ油断はできないが先行きへの警戒感が薄らいできたことだけは確かなようだ。将来の予想変動率を示す日経平均VIは18%と昨年8月以来の低水準となり、市場の不透明感が後退してきたことを意味して