連載:株日記

11月相場への期待

今週も海外からの資金が継続的に入り上昇基調、週間では261円高い17,446円で終了した。企業決算が本格化している中、懸念された円高での悪影響が概ね想定内ということも株価を後押ししている。為替も米国追加利上げが12月に行われることが市場コンセンサスとなり長期金利上昇でドル高・円安基調、一時105円を突破したことも株価には追い風となった。

堅調相場で影を潜めていた日銀のETF購入も今週、24日、26日とそれぞれ707億円実施されたことは意外ではあったが、逆にそれが下値は堅いと見られ市場の安心感となっている。騰落レシオは一時146%と超過熱の領域に入った。