連載:株日記

相場ローテーションを考える

今週は基本的に調整含みの展開ではと予想していたが30日のOPEC総会で8年振りに減産合意となり翌木曜日に株価は急伸、その後伸び悩む事となったが週間では44円上昇し戻り高値を更新した。トランプの経済政策の思惑が円安方向に作用、114円後半まで進行したことも株価の後押し要因となった。

事前の予想ではサウジが対立するイランに歩み寄ることは難しいと見られていただけに合意はポジティブサプライズとなった。原油は40ドル半ばから瞬く間に50ドル台へと急騰、円安もあり資源株などの関連銘柄は大幅高となった。週明けも堅調が予想され、52ドル辺りのネックラインを突破してくれ