藤井邦夫の「曼珠沙華-新・知らぬが半兵衛手控帖1」。

★3.3 新シリーズの初巻。物語は鎌倉河岸のお夕の店からの再開した。

前作で半兵衛は十手返上、北町奉行所を辞めたと思っていたが、あれあれ例繰方同心として登場。

ということは物書き同心として4年間謹慎していたということなのかな。

鶴次郎の代わりに音次郎という若者を採用した。派手な半纏が特徴。

目黒不動の近くで生まれ、両親を音次郎が子供の時に流行り病で亡くしている。

半兵衛の世話で南八丁堀の稲荷橋近くの稲荷長屋に住むことになった。ここなら鉄砲洲本湊町の半次の家にも近い。引っ越しの時に古い位牌が一つとあったが誰のだろうか。

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