『冬の手紙 ~歌~』

『やはり、歌ってしまいました。 聞いてはもらえなかったけれど、やはり、歌わずにはいられませんでした。 このごろ、私の歌は、荒れていました。 わかっていたのですが、どうすることもできない自分でした。 ひとりだったけれど、心の中には、もう一人、誰かいたような気がします。 その誰かと、そっと、ふたりで歌ってみたいなんて、やはり、遅れた夢を見てしまうのです。 今日も、寒い空ですが、少しだけ、晴れている、私の心も、そんな感じですね』

こんな手紙が、投函されそうな冬の一日です・・・

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