木を伐る

 雨にはぬかるむ畑の駐車場。その脇に聳えるように枝を張っている木がある。秋の終わり頃からその木の枝が伐られ始めているのに気付いた。12月に入る頃には既に何本かの太目の幹が伐り倒されて明らかに誰かが意図をもって取り組んでいるのが判った。そして密集した木々の一番太い幹にとうとう鋸が入り鉈も入っていて驚いた。高さは10メートルを越え、太さは優に三十センチを超える代物である。何方が手を入れておられるのか?
 先週の土曜日、日和に誘われるようにして畑に出かけた。
 パンジーの苗の最終の植え替えとそれに防寒用のビニールを張る作業があった。
 駐車場に向う道すがら、遠