朦朧と心見透かす認知症


昨夜?今朝4時まで読んでいて寝不足です。

『老乱』久坂部羊

読了しました。


1月28日に読み始め、読んでいて辛くなるようでしばらくおいたままにしていました。ところが昨夜読み始めたら止まらず、寝落ちして朝から続きを読んで涙が止まらず…

読書メーターに書いた感想はちょっと固いです。

「幸造の日記と息子の知之、雅美夫婦の会話や思いを平行して綴ることで、認知症の当事者と家族の葛藤が描かれている。新聞記事の引用だけは事実で、現実感が増す。 著者の久坂部羊さんは高齢者の在宅訪問診療の経験のある医師だという。医療現場の実態と限界、さまざまな制度の利用法と