一輪挿し再加工 そのⅣ

先ず杢目だけが長所だった物に、短歌想定の溝の彫り込み。更に裏返しても花器が落ちないように、黒竹で腹巻きを付ける。
続いて燻竹製の頭のカットを大きくし、三種の神器の一つ勾玉の形を彫り込む。
作業が終わり撮影していざUPというところで閃いたのが勾玉の象嵌。
彫り込む前は象嵌のことは考えていなかったのでサイズは竹の幅に合わせただけ。果たして既製の勾玉の中に合うサイズの物があるかどうか……。チェックするとオニキスという石で作った勾玉が彫り込んだ枠に一番近かったのでこれをチョイス。
昨日の作業は途中で日没。今日は朝から続行。細いヤスリ10本ほどを使って、合わせては