80年前に歴史の悪戯の中で生まれてしまった自由が丘駅ですが、その前は浄真寺さんの門前町の九品仏駅で有ったのも確かなことです。
さらに江戸時代には“谷畑”なんて農村地帯だったのも、境内の中だと納得ですが、自由が丘町並み風景とはかなりの開きが有る様です。
現在、浄真寺の在る場所は、その前は奥沢城が有ったと言うのも歴史の不思議さです。
お寺さんに変身したことで、守られた江戸情緒とも言えるのも、歴史の中の悪戯でしょうか。
欲張って九体のご本尊を祀るパワーも、時代を超えて江戸の空気感を残すのに力になったようです。
境内の大イチョウもその頃のもので、東京
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