連載:宗教2

答えのない質問 (自分のためのメモ)

ブッダが、死後のあの世はあるのかという問題は、考えても仕方ないとした背景には、まずそれには答えがないこと、だからそれを追求することが無駄に終わるということを伝えたかった。

答えのない質問というのを、人間の頭は考え出すことができる。人間は言葉をあやつってものごとを考える習性を持つからだ。それが何かを追求する原動力になって、発明に至ることもある。いっぽう無駄な質問に時間を費やして、人生を消費することもある。

答えがないという内容には2つあって、
1.現状では難しくて答えが出せないもの。
  いずれ答えが導き出されることもありうるもの。
2.原理的に答えが