連載:クラシック

チャイコフスキーの3曲を聴く―読響第210回土曜マチネーシリーズ(1058)

どうも慌ただしい。メモ、備忘録のような日記なら、その日のうちに書けばよいのに、そしてかつてはなるたけそうしていたのだったのだが、だんだんそれが出来がたくなってきている。そういう現実の中で、しかも時間が経てば経つほど、正確な記憶は薄れ、その瞬間の感動などは薄れていってしまう。
 われながら、だらしない。そんな中で、66666のキリ番に関わる日記などを先に一筆ならぬ一打した。

 前置きも例によって徒に長ったらしい。ごく簡潔に記録しておこうか。
 去る9月15日(土)、読響の土曜マチネーシリーズの第210回演奏会に出かけた。場所は、申すまでもなく東京芸術劇場