仁徳陵 初の共同発掘

仁徳陵、初の共同発掘調査へ 宮内庁と地元・堺市  日本経済新聞 2018/10/15 14:41

宮内庁は15日、仁徳天皇陵として管理する日本最大の古墳、大山(だいせん)古墳(全長486メートル、5世紀)を地元の堺市と共同で発掘すると発表した。皇室の祖先の墓である陵墓について、同庁はこれまで外部の立ち入りを厳しく制限してきた。「適切な保全管理には、地元の知見や協力が必要」と判断し、発掘調査に外部の専門家を初めて受け入れる。
世界遺産登録を目指す仁徳天皇陵(中央上)などの古墳群(堺市)
同庁は皇室用財産である陵墓について「静安と尊厳の保持が重要」