お宝名曲No.248 プロコフィエフ「鉄と鋼の交響曲」

セルゲイ・プロコフィエフ
(1891年4月23日 - 1953年3月5日ロシア)

「交響曲第2番ニ短調 op.40」

初演は1925年のパリ。
聴衆の反応は冷淡で、音楽界でも拍手喝采したのはプーランクのみ。
現代でも演奏されることはほとんどないようです。
因みに「鉄と鋼の交響曲」とは、この交響曲のコンセプトについてのプロコフィエフ自身の言葉です。

当のプロコフィエフ自身、
「私の作品中で最も色彩豊かである。」としながらも、
初演を聴いて「私も聴衆も誰もそれを理解できなかった。たくさん詰め込みすぎて、対位法の旋律が密集しすぎている。」と落ち込んだほど