小説 フリードリンクカフェ 第30話 

(15年ほど前からの数年に体験したことを元にでっちあげたフィクションです^^;)



 山田は葬儀の後片付けや家の中の掃除、整理などを毎日ゆっくりとしたペースでやっていた。

 様子を見に、兄弟達が代わる代わるやってくると、写真が趣味だった父の膨大な量の写真を見せて、幼い自分の写っているものをはじめ、好きなものを持って帰らせた。形見に、好きなものを持って帰らせるようにもした。

 49日を見計らって納骨を済ませ、少し落ち着いてきた年末、久しぶりに麗子からメールが入った。

 山田が知り合って間もない麗子に、父の訃報を知らせるかどうか迷っているうちに、バ