(15年ほど前からの数年に体験したことを元にでっちあげたフィクションです^^;)
麗子と山田は、日本スポーツ財団主催の大阪のシンポジウムで知り合った。当時は財団のスポンサーの大手製薬会社に派遣社員として勤めていた彼女が、シンポジウムの健康飲料のブースでコンパニオン役をしていた。
山田はリハビリ専門医のポータルサイトの宣伝のために、サイトのデモンストレーションブースを受け持っていた。
「あれからもう1年以上経つんだよね」
「そうね。わたしは相変わらず派遣社員」
「でも大きい会社だから5時キチで帰れるし、いいんじゃないの?」