連載:酔狂ものの戯言

思ひ・・・古語の深さの趣き《酔狂ものの戯言》

今なら簡単にただただ“思う”の単純さに成りがちですが、“おもひ”には、そんな考えの単純さから、憂いや恋しさ、更には喪に服するまで及ぶ深さを感じさせます。

口語と書く文字とが違った時代、歴史の中に消えていった言葉も多く、粗野で短絡した下世話さが今や巷を支配すらします。

ちょっと本来の面倒な人間の本音発揮です。


嫌な世の中になったものだとは、やはりジジイの証明でしょう。

それでも今の若い者はとは言えません、それ以上に同世代や先輩方が芳しく無い!!

そんな思いの今ながら、漢字の不得意さもキーボードを利用する今は、文字を書く事は小学生の低学年レベルで