【今日の俳句】

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【今日の俳句】
寒明の噴井の水の潔し
小林むつ子
寒明の日たかき路地の雪を掃く
石原舟月
寝羅漢の薄目ひらきて寒明くる
旭蝸牛
振り払ふパセリみどりに寒明けぬ
岡本 眸
*  寒明/寒明く/寒の明・・・
立春(2月4日又は5日)をもって小寒・大寒と続いた30日間の寒が明ける。立春と同じ日のことである。立春は感じられる春の兆しを慶びとして詠まれ寒明けは厳しかった寒さが過ぎた感慨や寒さの余韻を詠まれることか多い。

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寒の明うらら広げるて干す布団             あけび庵

カテゴリ:アート・文化