2月度句会

今月の兼題は、「余寒」、「節分」、「猫柳」であった。
角川文庫の俳句歳時記 第三版には次の解説がある。

余寒(よかん)、残る寒さ
寒が明けてからの寒さ。春寒ということばには春でありながらまだ寒いという語感があるのに対し、余寒は寒が明けてもまだ寒さが残っているという感じである。

節分(せつぶん)
立春の前日(二月三日ごろ)。もともと四季それぞれの分かれ目をいう語だが、現今は冬と春の境目のみをいう。この夜、寺社では邪気を追い払い春を迎える意味で追儺(ついな)が行われる。民間でも豆を撒いたり、鰯の頭や柊(ひいらぎ)の枝を挿したりして、悪鬼を祓(はら)う。