「ローマの休日」チョットひとこと  その2(朝食について)

宿泊先の大使館の寝室。
世話役の伯爵夫人はアン王女に明翌日のスケジュールを説明する。
「8時30分、大使館のスタッフとこちらで朝食」
昼食はと言うと
「1時ちょうど、外務省の方々と昼食」
つまりアン王女は、朝食も昼食も一人でゆっくりと楽しむことは出来ず、指定された時間に初対面の他人の視線の中で食べなければならないのだ。

ヘプバーンの映画で朝食というと「ティファニーで朝食を」が頭に浮かぶ。
1961年のブレイク・エドワーズ監督作品。
出演はヘプバーン、ジョージ・ペパード、パトリシア・ニール。
ファーストシーンは早朝の人気のないニューヨークの繁華街。
タク