【短歌と俳句】あけび庵

5/5
【短歌】あけび庵
認知症防ぐ五つの食べ物を忘れ新酒の百薬の長      あけび庵

【参考】
実南天ときに農奴のにおいかな      中村和弘 
農奴という言葉を何ごとかを象徴するものかもしれない。
一句一章として読めば、それは実南天そのものである。
配された実南天のあざやかな赤は、まるで誰彼に発せら
れた危険信号のようでもある。 
評者:堀之内長一

カテゴリ:アート・文化