【短歌と俳句】あけび庵

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【短歌】あけび庵
傘の下ぼたんはなさく乙訓や石畳にもこころ流るる  あけび庵

【参考】
夏の山国母いてわれを与太と言う     金子兜太
「与太」といいながら、わが子を眼を細めて見ている
様がうかがわれる。「夏の山国」と、ややぶっきら
ぼうに置かれた季語が、おおらかで言い換えれば、
いかにも「与太」らしい。
評者: 松田ひろむ

カテゴリ:アート・文化