【歳時記入門】俳句のテキスト

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【歳時記入門】俳句のテキスト 
昼顔に米つき涼むあはれ也
芭蕉
子ども等よ昼顔咲きぬ瓜むかん
芭蕉
ひるがほに昼寝せうもの床の山
芭蕉
ひるがほの短夜ねぶる昼間哉 
芭蕉
とうふ屋が来る昼顔が咲にけり
一茶
小雨降る道昼顔の素直なる
松村蒼石
昼顔にひと日けだるき波の音
鈴木真砂女
ひるがほを踏みて眺めぬ塩屋崎
前田普羅
昼顔に猫捨てられて啼きにけり
村上鬼城
昼顔やますぐな道のさびしさに
松本たかし
*  昼顔/夕顔/朝顔/夜顔/浜昼顔・・・
夏の昼間、淡紅色のラッパ状の花を咲かせる。山地や
都会の空き地などどこにでも見られる。日盛りに花を