都都逸・月と・・・

朝の月さえ知らない宵の
        声のささやき窓に立ち



雲に呼ばれて面影抜けて
         素足朝露からみ草



さわと吹かれたゆうべの風に
          ふわと揺れもすおんな髪



渡りきれたら想いも叶う
         昔話の酔いの道



枯れて二度咲く幻なれば
          今宵つかみぬおぼろ月



蒸し暑い日々が続きますね・・・




         

カテゴリ:アート・文化