【歳時記入門】俳句のテキスト

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【歳時記入門】俳句のテキスト
今の夜の竹を育てつ苔の花
才磨
岩角や火縄すり消す苔の花
太祇
踟幮する沓に音なし苔の花
蕪村
絶々に温泉の古道や苔の花
蓼太
水かけて明るくしたり苔の花
乙二
松かさのころびかかるや苔の花
羅川
苔咲くや親にわかれて二十年
鬼城
古寺や門も戸ひらも苔の花
正岡子規
苔の花さくや地蔵の首の跡
正岡子規
*  苔の花 /花苔・・・
梅雨のころ、苔に咲く白や紫、赤などのごく小さな花の
ごときもの。 
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散歩みち石敷き埋