松尾芭蕉の世界

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松尾芭蕉の世界…あけび庵

【笈の小文】を追って   あけび庵
芭蕉は深川を出発し、伊良湖崎、伊勢、故郷の伊賀上野を経て
大和、吉野、須磨、明石へ旅をして、この旅を書いた紀行文で
死後の宝永6年出版して世に知られました。
:旅立ち
空定めなきやけしきの神無月身は風の葉と行末いかに
初しぐれ旅人行くや追う人も
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夏の夜を待つはひさしきほととぎす
【参考】
日の本や金も子をうむ御世の春           小林一茶
一茶である。「金も子をうむ」とは利息、金利のことである。
日本における利息の歴史は757年に施行された養老令の雑税の