越前自然釉つるべ形水指

Natural glaze pottery. Echizen ware by Ana-Kama
自然釉焼締つるべ形水指(花入)ー越前土(木蓋使用)
輪積みねじたて成形(へらと手で成形する伝統技法)
窯の中で舞い落ちた灰(ナラ薪)の5%が石英ガラスを含み千二百以上の温度になるとガラス化し自然釉となります。自然釉は、土の成分と融合し含まれる金属が炎の酸化、還元の具合によって黄、緑、グレー、黒他と様々に発色変化します。この水指は、窯の前にあり、還元炎が強くカセゴマ青磁色と発色しています。直接炎のあたりにくい内部は、温度が上がり灰は熔けやすくなります。焼締めの器