鉢形城に想いー漢詩ー

 今日は朝から、しとしと雨で憂鬱だった。
過日は、鉢形城周辺の山や寺に行き、城主に関る史跡を見てきたが、ふと、5年前に寄居町の佐々紅華(祇園小唄、君恋しの作曲家)展での茶会で出会ってお話した縁で、名誉町民のМ様から色紙を送られてきた、その漢詩を思い出し本棚から取り出した。

漢詩「寄居八景」で、郷土史考、鉢形城の対岸の玉淀河原から詠まれた。
 
 緑翆映流潭静深 丈余岸壁古城沈
    曾征武蔵珷門裔 可守郷邦竹帛箴

浅学の私、読み文はありましたが、深くは理解しがたい。しかし、過日玉淀から見上げた景色が、そのものだつたので、重みをもって感銘を受けた。