あけび庵の俳句日記

あけび庵の俳句日記     晩夏
夏野菜そだち過ぎては嫌われて
とばかりに酢漬けにされました。

へぼ胡瓜生らして恙なきわが家
佐藤鬼房
三日月の匂ひ胡瓜の一二寸
佐藤惣之助
傘さしてやや屋根裏となるキューリ
あざ蓉子
すりこ木で叩いて胡瓜一夜漬
長谷川櫂
朝採りの胡瓜の先や花の殻
長谷川櫂
*  胡瓜・・・
つる性の果実野菜。からみつく性質を利用し、支柱を
立てて栽培する。 栽培技術の発達、品種改良などで
年中店頭に見られるが露地ものはやはり夏が旬である。
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ふた付きの瓶にピクルス太胡瓜      あけ