【歳時記入門】俳句のテキスト

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【歳時記入門】俳句のテキスト 
石の香や夏草赤く露あつし
芭蕉
夏草やうき世を覗く窓一ツ
青蘿
夏草や古井の底の水の音
虚子
月光揺れて夏草の間を流れかな
久女
夏草や兵共がゆめの跡
芭蕉
夏草のいつ道をまちがへた
山頭火
いちめんの夏草をふむその点景の私として
山頭火
*  夏草/夏の草/青草/草いきれ・・・
夏に生い茂る草のこと。抜いても抜いても生えてくる雑草や
山野をおおう青芒、萱のたぐい。炎天下、強い匂いを放ち、
雨が降らなくても枯れることもない。生命力ある草々である。
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かぎ回る木の香