【歳時記入門】俳句のテキスト

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【歳時記入門】俳句のテキスト
涼風やほの三日月の羽黒山
芭蕉
涼風に消ゆる小雲の宿りかな
丈草
涼風を青田におろす伊吹かな
支考
涼風や我にふるるも惜しまるる
樗良
涼風や寄る辺もとむる蔓のさま
臼田亜浪
*  涼風/すずかぜ/風涼し・・・
夏の終わり頃に吹く涼しい風のこと。 晩夏になると
夏型の気圧配置がくずれて、暑い風とは異なった風が
吹く。肌に涼気を感じる風である。 
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涼風を追いて子の見る金魚鉢       あけび庵

【参考】桑原三郎の俳句
昭和8年、埼玉県生まれ。二十代より俳句に親し