9月度句会

9月の兼題は、「秋の水」、「鈴虫」、「竹の春」であった。
角川文庫の俳句歳時記 第三版には次の解説がある。

秋の水(あきのみづ)、秋水(しうすい)、水の秋
秋のころになると、野外の水、器の中の水、厨(くりや)の水、どこにある水も澄み渡り、しばしば曇りなく研かれた名刀にたとえられる。

鈴虫(すずむし)、月鈴子(げつれいし)
蟋蟀と同じコオロギ科の昆虫で、長卵形をしている。触角と脚は長く発達していて、全体は暗褐色。鳴き声はリーンリーンと鈴を振るように美しく、その鳴き声は愛(め)でるためによく飼育される。昔は松虫と名称が入れ替わっていた。

竹の春(たけの