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よくあるご質問

座頭市二段斬り(1965)

◆のり平にメガネをかけさせたい

15日(日)の昼にBSフジで放映された際の録画を、同日の晩に視聴。本作は初見。
少年期を過ごした秩父は麻生の宿に再び流れ着いた市、せっかくなのでかつてあんまの手ほどきを受けた恩人を訪ねようとしたのだが、老師は斬殺され、その娘は女郎屋に拉致監禁されたと知る。さらに首謀者の因業やくざと色ぼけ郡代は結託し、村人をきりきり苦しめていたからさあ大変。怒りの市が例によって必殺の居合で死体の山を築く勝新のシリーズ円熟の10作目。ちなみに、これまでに見て来たのは、以下の作品など。ほかにもいくつか見た記憶があるが、ここに覚書きを投稿するようになって以降に限れば、これが6本目のようだ。
 第4作:座頭市兇状旅(1963) https://smcb.jp/diaries/8017599
 第5作:座頭市喧嘩旅(1963) https://smcb.jp/diaries/7477339
 第6作:座頭市千両首(1964) https://smcb.jp/diaries/7579892
 第7作:座頭市あばれ凧(1964) https://smcb.jp/diaries/8023458
 第18作:座頭市果し状(1968) https://smcb.jp/diaries/7534435
伊福部昭のフラメンコ調の音楽がマカロニ西部劇のようで、実に格調高く、哀愁を帯びてかっこいい。う~ん、座頭市も伊福部に限る。かくれた代表作かもしれない。本作の仇役は、言わば「反社と腐敗官憲の連合軍」とあって、ことさらに憎体かつ悪辣で、しかもやたらと数が多いのだ。それだけにチンピラも捕り方もまとめて斬って斬りまくるクライマックスの大殺戮のカタルシスも大きく、視終えてすっきり、さわやかだ。客演の三木のり平がまた、軽妙でいい味を出している。画像1の子役、後のラスボスこと小林幸子の父親の役なのだ。シリーズ中盤の佳作と言って良いと思う。(勝新の市の劇場版は、全部で26本ある。)

カテゴリ:エンタメ・ホビー

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