京都島原 吟行

今日は、俳句の吟行で、京都の島原にあった花街の揚げ屋『角屋(すみや)』に行きました。今は文化美術館としては当時のまま保存されています。江戸末期まで栄えたところで、祇園の料亭を大きくした感じです。自前で料理を出した大きく天井の高い台所が有りました。あまり観光客が訪れないようで、貸し切り状態でガイドさんから丁寧な説明が聴けました。以下、当日句会での私の入選句。

 動くこと忘れし滑車秋深む
 秋の聲沁む花街の石畳
 天井の油煙栄華の秋語る

カテゴリ:アート・文化