連載:日常2

母親の涙 ~どうしても子供に手を上げてしまう~ (自分のためのメモ)

先日TVをつけたら、虐待の問題がとりあげられていた。子供に手を上げてしまう虐待行為を、加害する側の視点から追いかけていた。
インタビューに応じた母親は、もちろん子供を叩くという行為がいいことだとは思っていない。

しかし生活の不安定さや苦しさ、父親が仕事に多忙で、育児は母親に任せっきりになっていること、母親は一人ぼっちであることなどの状況の中で、「いい子にしていない」子供に対して、ついてを上げてしまう。そんな状況を涙ながらにボツボツと語る母親の姿に、切羽詰まった状況が浮かび上がっていて、観ていて切ないものがあった。

好んで殴るわけではない。しかしながら