連載:宗教2

自分を受け止めたあとの断固たる改善 (自分のためのメモ)

不都合なことが生じたとしても、自分のいまの姿を受け止めていける人は、その地点から、ほんとうの努力、断固たる改善というものができる。

ところが自分の現状を受け入れることができない人は、その原因を他人に求めたり、環境に求めたりして、無理な方策を選ぶ。

また自分を受け止めることができない人は、他人になろうとする。他人はうまくものごとを運んでいて輝いているように見える。自分を捨てて、輝いている人のまねごと、いや他人になろうとする。

しかしこの路線の努力は虚しいものだ。人は簡単に他人と同じようにはならない。そういう憧れから始まる「他人になろうとする努力」はこ