あけび庵の日記


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あけび庵の日記
俳句のまとめ
春立つや公園の板かめ注意*
一輪の幾重に早し梅の花*
春の日の障子二枚の光かな*
西芳寺蠟梅の香の広さかな*
白梅の枝の蕾や紅は咲き*
春隣り大黒堂の欠伸ねこ
薄氷や日の明け影に目覚めゆく*
薄氷に巫女もたすきの湯立かな
朝拾う記事の見出しや春まなこ*
ザラメ噛む春訪れて梅せんべい*
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鳶群れて遊び流氷ひかりあり*
おもやいで猫と起きたり春浅し*
やがて陽の屋根に染みいる春の月*
鏡には光和らぎ春ショール

あけび庵のノート
透明度無く流れおり雪代の     ねこ
振り向けば梅香漂う長電話