光りと影の美学、敢えて影が主役!? 2/2

美学も哲学的領域なんて言いたいくらいのものが、最初の二枚です。

かなり余分ですが、写真の妙も語りましょうか。


二枚とも同じ伊豆修善寺の境内に居られる羅漢様で、後ろ姿の立て膝の色香と、横顔の哲学者の趣きでしょうか。

これも、また色香に酔う元気もののせい・・・


これこそ逆光と、順光の組み合わせですし、レンズも超広角の10ミリと、標準の50ミリのローライのプラナーの絶妙な色合いを醸し出します。

共に深い影の存在こそが魅力でしょうか。
前後に位置を変えますが、意識をした演出ゆえの形です。


一見主役に見える羅漢様ですが、その魅力の違いを見せつける