連載:蕎麦の食べある記

伊香保「木暮茶寮」 ―手打 そば処―

同級生のBen君とニダイ君で、伊香保温泉へ行った。
Ben君はニダイ君をピックアップし、二人で迎えに来てくれた。
一休みして、出かけようとしたら、ニダイ君は、蕎麦屋まで運転することを申し出た。
この三人、全員が蕎麦好きで、昼餉は蕎麦ということは暗黙の了解だった。
店は決めず、途中で適当に食べることにした。

関越高速を渋川伊香保ICで出て、一般道を伊香保温泉へ向かった。
道案内は助手席に座ったBen君に任せ、後席の私は蕎麦屋の看板を探した。
有るのはラーメン屋の看板ばかりで、蕎麦屋は無かった。
ようやく蕎麦の字を見付け、「蕎麦屋だ!」と言ったが、二人とも