葭原に小鳥たちが集まるわけは、

葦 蘆 芦 、、、

全て 葦であり葭である 読み方は違っても、

夏の盛りに 秋の初めに 艶やかな光に映える薄、

同じ種 イネ科の多年草でその範囲は世界のすべてに及ぶ。

普段は見過ごしがちであるが 茅葺の屋根材として

葭簀の材料として、

小鳥たちにとっては より大きな鳥達からの避難処であり 安心できる巣作りの場でもある

その上  

 枯れたこの葦の茎の中には昆虫たちが潜んでいるのだ。

 それは 生き延びる食材が手に入ることだ

 この原の中に 僕が出遇った小鳥たちは

 鶯 オオジュリン ホウジロ エナガ 四十雀、、、。

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