「サピエンス全史」④要約(科学革命とイデオロギー)

科学革命、これは産業革命に代表される科学の隆盛にとどまらない。一般庶民の意識改革、或いは「意識革命」ともいえる。

15世紀頃まで、キリスト教やイスラム教などの一神教同士が対立し合い、世界の覇権を争っていた。
しかし科学革命によって、ヨーロッパを中心に大きな意識変革が起きた。
聖書に書いてあることがこの世の全てではないのかもしれない、ということである。

神によって作られたとされる地球や人間の正体も、少しづつ解き明かされた始めた。

聖書との矛盾、無知の自覚である。

ヨーロッパ諸国のうち、後に「列強」と恐れられる国々は、宗教を文化として残しつつ、無知の