「シンギュラリティ」の日記一覧

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AIの能力が人類の知能を超える「シンギュラリティ」

個人的にはAIの能力が人類の知能を超えることはあり得ないとは思うが、囲碁や将棋の世界でも太刀打ちできなくなっていることを考えると、不安になってくる。 これらのコンピュータとソフトは0と1からなる従来のコンピュータだが、次世代の量子コンピュータが完成すればとてつもない能力を発揮する。 グーグルの幹部は、45年にも迎えるとされる「シンギュラリティ」に向けた流れが「加速される可能性があると言う。 ま…

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快楽を追求するのが一番

人類は、今、様々な試練に直面している。パンデミック、気候変動、核拡散、チャイナリスク・・・しかし、現段階で2045年、おそらく早まって2040年に訪れる決定的問題についてあまり顕在化していないことが気になる。 その問題は、「シンギュラリティ」 後、25年以内に、コンピュータの能力が人間を超え、あらゆる社会の営みの判断をAIが肩代わりするという問題である。しかも、AIは、自律的に進化出来るようにな…

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電気のコンセントを抜く

シンギュラリティ(技術的特異点) という言葉をよく耳にする。 AIが人類の知能を超え人類が 支配される・・簡単に言えば。 AI=コンピュータなんでしょ。そういう 恐れがあるなら電源を断てばいいんじゃない。そう思っていた。 いや、そうなれば人間が電源コードを抜くことを阻止する方法をAIも見つけだす だろうと、話は続いていく 「マルクス・ガブリエル 危機の時代を語る」(NHK新書) を読みなが…

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「AI vs.教科書が読めない子どもたち」②後半

東大入試合格を目指す「東ロボくん」プロジェクトでは、計算力、暗記力は人間を凌駕するが、文章を理解できない、文脈や行間が読めないことが露呈した。 ビッグデータの活用で、東ロボくんの偏差値は57まで上がったが、国語や英語といった科目に伸びは全く見られかった。 理系科目や文法はできても、国語や英語の文脈が理解できないのである。 今のAI技術は、暗記、統計、計算処理能力でしかないことを改めて知らしめ…

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「AI vs.教科書が読めない子どもたち」①前半

前回「サピエンス全史」の著者ユヴァル・ノア・ハラリ氏が「ホモ・デウス」などでも触れている未来予想の一つにシンギュラリティという概念があります。 ※シンギュラリティとはAI(人工知能)によってさらに能力の高いAIを生み出すことが可能となり、人間が不要となる未来地点のこと(約25年後) そんな論争に対して、この本の著者である新井紀子さんは、絶対にシンギュラリティなど起きないということを断言してい…

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「サピエンス全史」④要約(科学革命とイデオロギー)

科学革命、これは産業革命に代表される科学の隆盛にとどまらない。一般庶民の意識改革、或いは「意識革命」ともいえる。 15世紀頃まで、キリスト教やイスラム教などの一神教同士が対立し合い、世界の覇権を争っていた。 しかし科学革命によって、ヨーロッパを中心に大きな意識変革が起きた。 聖書に書いてあることがこの世の全てではないのかもしれない、ということである。 神によって作られたとされる地球や人間の正…

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人工知能(AI)の全て;仕組み?社会を変える?

Newton9月号特集「人工知能(AI)の全て;AIの仕組みとは?AIは社会をどう変える?」が載る。  AIは目覚ましい勢いで進化する。企業や研究機関が開発に凌ぎを削る。 AIとはコンピュータに人の様に賢い振舞いをさせ、近年1つのブレークスルーがディープラーニング技術だ。これに依り、AIは特定場面で人の能力超える働きをする。 1.AIって何だろう?簡単に纏める; ①AIとは人工知能だが、コン…

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AIについて「日立」のサイトから。日立は消費者(C)向け大企業だから詳しい

信頼できる情報を得る手段として最終的には省庁など大きな組織の見解を読みます。厚労省のサイトはなかなか親切です。 遅ればせながらArtificial Interigenceについて読んでいます。駐車場に住み着いているネコさんに説明できるようになりたいです。 この記事は質問に答える形式なので口語体で書かれてあり、わかりやすいです。 サマリー 囲碁の世界チャンピオンをグーグルの「アルファ碁」が破る…

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AIとその限界

近い未来に、人類の知性をこえるAIが実現し、その後の社会になにが起きるのか予想すらできない(技術的特異点・シンギュラリティ到来)と、カーツワイル氏は予言した。ボクはその胡散臭さにうんざりして、そのことを日記にも記した。そんなものは来ないと。 数学者でAI研究に携わっている新井紀子氏の著書『AI vs 教科書が読めない子どもたち』を、注意深く読んでいる。このなかで新井氏は、AIが神になるのか、A…

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近い将来自動車はメインの産業ではなくなる

私見ですがもうすぐ車は電動になり、モーターは車輪の中に組み込まれ、車の中にあるものはバッテリーとコンピューターだけになると思っています。 つまり今は数万点もの部品が必要ですが10分の一あるいは100分の一で済む、と思います。 代わり急速に伸びるのはより高速で効率的な翼を持ったドローンだと思います。ただしこれには必須の技術があります。小さい虫あるいは蜂、鳥が持っている群れになってもぶつからない…

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日大アメフト部に見る人間の本能

人間の本能に対する挑戦が続いている。 ネット社会の浸透により、瞬時に「悪事」は暴かれる。 そういう時代になってしまったことを、未だ受け入れられない一定数の人がいる。これは仕方のないことだ。 問題なのは、そういう変化を受け入れない人が上に立っているケースだ。 少しこの問題をトレースしてみよう。 もはや所属する学生は日大アメフト部が自分の経歴で「恥」になる。部としての存続が難しいところに…

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シンギュラリティは近いのか?(自分のためのメモ)

カーツワイル氏が、シンギュラリティは近いという説を唱え、かなり著名な科学者もその危険性を指摘し、今日に至っている。自分の感じた疑問は、以前の日記にも記した(下記)。 先日、MITメディアラボ所長の伊藤穣一氏の共著『教養としてのテクノロジー』という本に触れ、この中でシンギュラリティへの言及をみつけた。「AI」は「労働」をどう変えるかという第1章の文中で、シンギュラリティについて、「科学信奉」とい…

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廃炉ロボット、スリーマイルの時と同じ形!

アメリカのロボットのオーソリティが「ロボットはこの30年全く進歩していない、スリーマイルの時のスペックがそのまま福島で使える」と呆れていたがその通りだ。 もうAIの世界なのに全く考え方が30年前で止まっていると感じる。 例えば、原発そのものを地下に保存するなんて発想は全くないのだろうか? 原発の下にAIロボットで空洞を作り、そのまま沈めてしまう、300mでも1000mでも気の済むまでAIロ…

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ロボットの自律?

好きな映画に『アイ、ロボット』という人工知能の介助ロボットのお話がある。このロボットを開発した天才的な技術者は、やがて大きな悩みを持つようになる。この先に起きるAI(人工知能)の「自律、反乱」の事態を予見して、これをどう阻止するかという問題である。 この天才技術者の見た悪夢というのは、AIの頭脳の中にあったバラバラのプロトコル(規則)の断片が、「ある時」有機的に結合をはじめて、自律した知性を獲…

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2045年問題、このごろはシンギュラリティ?

レイ・カーツワイルがやがて来る2045年問題を警告する形で書物などを出版した。この頃では「技術的シンギュラリティ」、あるいは「シンギュラリティ」などといって、AI技術の進展の先に来ると予測される、不吉な未来を危惧するような出版物も増えてきた。 カーツワイルの書物をむかし読んでみたが、途中で嫌になった。彼の主張は、それはないなというのが自分の実感で、その感じは今も変わらない。 しかしながらこの…