「人生の授業~奴隷の哲学者エピクテトス~」④要約(欲求コントロール)

⑶自分の欲望や欲求に勝てない
という生きづらさについて、

禁欲主義とも言われるストア哲学の伝道者エピクテトスが、欲望や欲求をどのように考察しているのか、について説明していきます。

エピクテトス曰く、欲望や欲求に負けてしまいそうになったとき、2つの「自分」を想像して欲しい、と説いている。
・欲望や快楽を享受している自分
・その後、後悔し、自責の念に囚われる自分

どちらの時間を過ごしたほうが、
自分で自分のことを称え、
自分自身のことを好きでいられるかを冷静になって考えて欲しい。

私たちが囚われる「悩み」というのは、必ずしも痛みや恐怖ばかりではない。