連載:一日一絵

DAY2-10 水彩画 独歩の武蔵野ー夏  

秋の作品展用の候補の一つです。独歩が夏に雑木林を逍遥
した記述は余りありませんが、こんな文章がある。

「されば君もし、一つの小道を往き、たちまち三条に分かるるところに出たなら困ることはない、君の杖を立ててその倒れた方に往きたまえ。あるいはその路が君を小さな林に導く。・・・・・」

そんな林の扉を開いた向こうにあった明るい景色を描こうと思い探した景色です。(F8号 ワーグマン紙)

カテゴリ:アート・文化